先日開催された、2021年夏の木版画フェア。
それに合わせた形で、弊社では新形状の版画刀2本を会場で先行販売いたしました。

まずは「薄刃印刀　4.5mm」

 

 

刃の板厚が従来の印刀の約半分の薄さです。
主に研ぎ下ろしをする面である刃表の面積が単純に少なくなるので
研ぎの効率が良くなります。

鋼はハイス鋼を使用し、薄刃ながら丈夫です。
（従来品より薄く曲がりやすいため、過度な力は掛けないでください）

柄は従来の版画刀と同じく110mm。
グーで握って引いて彫るのにもぴったりのサイズです。
材料はスモークドオークを使用。
ずっしりとした高級感が漂います。

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次は「三角120°　4.5mm」　→　こちらの商品は2024年3月31日で製造中止となりました。

 

 

かつて存在した120°が三角刀をリニューアルして販売です。
刃はハイス鋼を使用し耐久性に優れます。

商品名の通り刃のV角度が120°で、通常の三角刀の倍の鈍角さです。
通常の三角刀でも丸刀でも彫れない独特な彫り跡をつけることが出来ます。
刃の入射深さによっていろいろな表情の線が彫れそうですね。

こちらも柄にはスモークドオーク110mmを使用。
薄刃印刀とおそろいなので一緒に所有していると作業場が引き締まりますね！

新生版画刀2種を、今後ともよろしくお願いいたします！

商品ページはこちら
版画刀薄刃印刀（スモークドオーク柄）　→　★
版画刀三角120°（スモークドオーク柄）　→　☆