姫路でのレザーフェスティバルが終わると同時に今度は国際木版画会議の準備にとりかかりました。

 

4/4-4/6まで弊社は参加し、会場では木版画道具の商品説明と販売、研ぎの実演、研ぎのメンテナンスを実施。
この国際木版画会議は過去に4回実施し、弊社は毎回関与している大事なイベントのひとつ。

第1回 2011年(京都）、　第2回2014年（東京）、　第3回2017年（ハワイ）、　第4回（奈良）2021年　コロナ禍のためミニ開催

その中でも一番印象に残っているのがやはり2017年のハワイ開催で日本のメーカーからただひとり
思い切って出展した会でした。

弊社が現在これだけ海外へ流通させている木版画の起点とも呼べる年となったのは言うまでもありません。
あのときSetsukoMorinoueさんからメールがなかったら・・・と思うと。

今回は研ぎに困っているだろうということで三木から製造の責任者であった戸田を連れて行きました。
会場に自分の彫刻刀を持参いただき、有料ですがその場で研ぐサービスも実施。
また研ぎ機などの説明もできたので、より理解度を深めた結果になりました。

また数多くのメディアも訪れ、取材されてました。

 

 

20数か国120名もの海外のアーティストとの交流が我々の英会話力ではとても満足させられるわけではなかったのですが
木版画家であるテリーマッケーナさんが会場でワークショップをしている際にその奥さんのあやさんも会場に
いてくれたので、通訳してくださり、我々の意図するところをうまく伝えてくれたのも大きかったと思います。
そしてクレジットカードでの決済もＯＫにしたおかげで、より多くの購買につながったのかもしれません。

 

 

 

　

 

今回はちょうど越前でも花見が出来る頃と重なり、車道にはたくさんの桜を見ることもできました。

 

 

また越前市全体をあげて取り組んでいただいたお陰で、レセプションパーティでは越前市長とも挨拶することができました。
同じ刃物産地とは言え、地元三木市でここまでできるか？と思うとなかなか難しいかもしれません。

　

 

次回は2027年　アメリカ　カンザスが開催地に名乗りをあげているようです。

それまでにもっと素晴らしい木版画用の道具を研究開発し、

より多くの方に好まれる道具を供給したいと思います。

ｂｙ　タナカ