弦楽器用刃物 ナット溝サラエ発売です。
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道刃物工業よりまたマニアックな刃物が発売しました。
その名も「ナット溝サラエ」。形状はこんな感じです。
【ナットとは?】
ナットは「上駒」、「弦受け」ともいい、
弦楽器の指板の上に弦を渡す時の重要な部分です。
ナットはヘッド近くの首の部分に溝(スロット)を切って乗せます。
ナットは消耗品として交換頻度が高いので溝に接着剤などが残っていると
音色にも大きな悪影響を与えかねません。
刃先はコテのみのような形状をしており、柄が木部に当たらず
ナット溝をきれいにサラえることが出来ます。
鋼はハイス鋼を使用し長切れ抜群。
硬木(メイプルやマホガニーなど)の使用の多い弦楽器ですが
ハイスのおかげで効率よく作業出来ます。
サイズは1、2、3mmとナット幅に合わせてお選び頂けます。
本格派楽器制作の方に是非ともお使い頂きたい一品です。
商品ページはこちら
https://www.michihamono.co.jp/fs/carvy/c72/70730000