- 彫刻のじかん
- 彫刻のじかん
- 木版画の作り方
- てん刻制作の仕方
- 消しゴムハンコの制作
木版画とは?
木の板(シナ、サクラなど)に絵をカーボン紙などで写し、残したいところ以外を彫刻刀で彫ります。
彫り終えたら浮き上がった部分に絵の具をハケなどで塗り、紙を置いてバレンを使用して摺(す)ります。
日本の伝統文化である浮世絵も木版画の一種であり、ピカソをはじめ世界中の芸術家たちに影響を与えています。
大人になっても年賀状制作などに役立つ技術も学べ、日本伝統文化も知ることができます。
近年学校教育の木版画ではローラーを使った黒一色の版画が多いですが、弊社では浮世絵でも使用する
刷毛やブラシを使った技法を推奨しております。
彫刻刀の使い方
彫りの断面図
【間違った彫り方】断面が逆台形だと、角が欠けやすかったり絵の具がたまったりするので注意。
【正しい彫り方】残った部分の断面が台形で、なおかつすそがなめらかな曲線になるように彫る。
彫刻刀それぞれの刃の入れ方
1.絵の輪郭線の外側に版木刀(印刀)を当て、線に沿って切り込みを入れる。断面が台形になるように印刀をやや傾ける。
2.切り込みを入れた線から1,2ミリくらいを残して、丸刀で大まかに彫る。彫り幅は、指2,3本分くらいが目安。
3.丸刀で入れた溝から切り込み線のところまで平丸できれいにさらう。丸刀で彫った凸凹な面も平らにする。
木版画制作の動画
木版画制作の一例
道刃物の彫刻刀の特徴
道刃物工業の彫刻刀には、他社製品と比較して以下のような特徴があります。
①刃先の仕上げにこだわっており、切れ味が全然違います。
②低価格ながらも鋼付で、研ぎ直しにも対応しています。
従来品 | 弊社商品 | |
---|---|---|
印刀 | 仕上げ研ぎが不十分で切れ味が悪い |
仕上げ研ぎにこだわり滑らかな切れ味! |
小丸 | 丸みが浅いのでむしれが出る。 | 深い丸にしているため、むしれが出ず、深彫りもラクラク |
中丸 | 抵抗感があり切れ味が悪い。 |
プロ用と同様断面を三日月型に研いでいるので、抵抗が少なく良く切れる |
三角 | V角度が鈍角で線が太くなる。 へそが出ていて切れ味悪い。 |
側面を丸く研磨しているため抵抗少なくよく切れる。 角度も鋭角なので細い線も出せる。 |
研ぎについて
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