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道刃物で取り扱う彫刻刀の材質にはハイス鋼と刃物鋼という二つの種類があります。ここではその違いを解説します。
ハイス鋼
-木彫りのプロや愛好家も納得の鋼材-
ハイス鋼というのは、英語の(high-speed steel)を略した呼び方です。耐磨耗性・耐熱性・耐蝕性に富む特殊鋼の一種です。普通の刃より長切れし、焼き戻りしにくいのでグラインダーで荒研ぎができ、錆びにくいとう特徴があります。木彫りのプロや愛好家などにも信頼されている鋼材です。
<ハイス鋼 説明図>
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刃物鋼
-手ごろな価格で手入れもしやすい便利な鋼材-
刃物鋼は一般的な鋼材で、安来鋼青紙2号を使用しております。ハイス鋼に比べて手ごろなお値段になっており、慣れない方にも比較的間単に刃研ぎができるという特徴があります。これから木彫りをはじめようという方の入門用に最適です。
<刃物鋼 説明図>
>> 刃物鋼 彫刻刀はこちら
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彫刻刀には実に様々な種類があります。その中でも多くの人が取り組んでいる仏像製作に使われることが多い彫刻刀やのみをご紹介します。彫刻刀選びの参考にしてください。
基本の彫刻刀・のみ
(1)平のみ
粗彫りのときののみは木槌やハンマーで叩いて使うので、そのままでは柄が割れてしまうことがあります。柄の頭にしっかりと鉄の輪がはめてあるものを使います。仏像製作の最初に荒彫りと中彫りで木を大きく削り、おおまかな形を作っていくときに使用します。
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(2)平刀
木の表面を平らに削りたいときや、ほかの彫刻刀で削ったときにできた溝をなめらかにするときなどに使用します。表と裏の両方使えるので用途に合わせて向きを変えれるのが特徴です。
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(3)印刀
彫刻刀の中でもよく使う刀です。荒彫りの段階から仕上げ彫りまで、様々な用途で使われています。刃物全体を使って広い面を大きく削り取る場合や、鋭い刃先を利用して細かい作業に重宝します。また、普通の印刀だけでなく、印刀左があるのも特徴です。刀身が細いほどより細かい作業ができます。
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(4)丸刀
刃の断面がU字になっているので様々な深さや大きさの溝を彫ることができる。荒彫りから仕上げ彫りまで幅広く使用されている。仏像の衣のひだやお顔のなめらかな凹凸など、やわらかさを出すのにもっとも適した彫刻刀です。
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(5)浅丸刀
丸刀よりもU字の曲がりがゆるやかなので、より広い面を大きく削りたいときに便利。もっとU字がゆるい極浅丸刀もあります。
>> 浅丸刀 はこちら
(6)三角刀
刃の断面がV字型になっており、この部分を利用して鋭い溝を彫ることができます。レリーフなどの輪郭をはっきりさせるのにも使用されます。
>> 三角刀 はこちら
最初は以上に挙げたような彫刻刀とのみから始めるのがいいと言えます。慣れてくると、「もっとこういうのがあったらいい」と思うようになるので、そのときはまた形や大きさのちがうものを購入するようにしていくのが彫刻刀選びで失敗しないコツだと言えます。
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彫刻刀は刃物ですから、正しく使わないと思わぬケガをすることもあります。まずはしっかりと持つところからはじめましょう。彫刻刀の刃に近い部分を鉛筆を持つ要領で軽く握ります。人差し指と中指の間で持ち、親指を添えて支えます。
木を彫るときは、右手だけで彫刻刀を動かすのではなく、左手の親指で刃の根元を押してやるとしっかりと削ることができます。
このとき、刃物の前には決して指を出さないように気をつけましょう。また、逆手で持ったり自分の体に向かう方向に削るのも危険です。
なかなか木が切れないときも無理に力を入れてないようにし、早めに研ぐようにしましょう。こまめに刃を研ぐことを心がけましょう。
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