
![]()
木彫りや彫刻で使用する木材は、木肌が美しいもので刃物が通りやすいものがベストです。慣れてくると少しくらい硬い木でも普通に彫れるようになりますが、初心者にとってはすこしでもやわらかい材質の木を選んでおくにこしたことはありません。
初心者に向いているのが、クス、ホウ、ベニ松、ヒノキなどになります。同じ種類の木でも様々な材質や大きさがあるので、使う用途に応じて選ぶ必要があります。
初心者用にあらかじめ大まかな仏像の形に彫られた加工材などもあります。また、彫刻刀で彫るのに慣れてきたら、違う材質の木を選んでみると、雰囲気の違った作品を作ることもできます。
>> 仏像彫刻の材料 ヒノキ加工材はこちら
![]()
木の彫り方を理解するには、実際に彫ってみるのが一番です。実際に彫りたい木の材質と同じ木片などで練習すると感覚をつかみやすいのでおすすめです。
印刀、平刀、丸刀、三角刀などをサイズを変えて彫ってみるとその違いがよくわかります。いきなり製作に入るより、あらかじめどんなふうに削れるかを把握しておくと効率よく彫り進めることができます。
![]()
どの木にも正目と逆目があります。慣れていないとどちらなのかわかりづらいので、実際に彫って確認します。削ったときに刃物がスムーズに動き、削りかすがくるっと丸まるのが正目です。その方向で彫り進めると楽にきれいな彫り後をつけることができます。
逆に削ったときにがりがりと音がして削りにくく、削りカスがきれいに丸まらないで無理やり削り取られたようになったらそれは逆目に彫っている証拠です。木の方向を変えて彫ってみて、スムーズに彫れる方向を探しましょう。
|入門編一覧に戻る|