刃表の境界線のお話

2017-11-10

こんにちは、道刃物工業の営業・キカイです。

研ぎ実演会を行っているよく聞くのが
刃表に見られる境界線のお話です。
刃表を見ると、刃先の方に境界線があり
そこからもう一段研いである、
かのように見える方がどうも多いようですが

違います。

下図をご覧ください。
これは刃を横から見た図ですが
×の方で認識されている方が結構いらっしゃいます。

そのため、刃研ぎの際に砥石や研ぎ機に対して刃を立ててしまい
研ぎ角を鈍角にしてしまっているパターンが多いようです。

この線は鋼と地金の境界なだけで、素材の色の違いで出る線です。
つまり、あくまでも刃表は「一面」で研いであります。
丸刀は曲面ではありますが、断面で見れば上図のようにまっすぐです。

ミニハイスケアーでも上手く研げない、という方は上記を意識して
またトライしてみてください。

以上です!